世紀の音楽史、第4回 ザ・ローリング・ストーンズ (The Rolling Stones)
こんにちわ!マタニティブルーの勝間です(なんちゃって)
今回はローリングストーンズを紹介します!!
いえい!!
世界を変えた中産階級による労働階級のためのロックンロールバンド
知らない人のためにざっくり説明するとビートルズの永遠のライバルですね。
ビートルズが現代ロックの原型を作ったとするなら、ストーンズは現代のロックンロールバンドのイメージを決定づけました(俗にいうSEX,ドラッグ、ロックンロールです。)
ビートルズも人気絶頂の時はやんちゃしましたが、彼らは元々アイドル出身で意識高い系の音楽性だったのでちょっと鼻につくインテリっぽさは抜けませんでした。
労働階級の歌も歌いましたが、上から目線で理屈っぽかったので、労働階級って言いたいだけの大学生や上流階級の人達が好んで歌いました。(もちろん良い意味で!)

そこへ行くとローリング・ストーンズは、男も女も動物とも別け隔てなくやりまくったり、薬に溺れたり、黒人女性の下半身を舐めまくりたいという曲を作ったり、夢も希望も品性も無い労働階級の男性達の願望を、そのまま体現した私生活を送りました。
社会への不満や湧き上がる憎悪よりも、綺麗な姉ちゃんとやりまくったり、酒や薬を決めて飲んで歌って踊ることを重要視し、世の中に絶望すれば、余計な理屈はこねくり回さず”どうしてこうなったのかよく解らないけど絶望した”事を直球で歌いました。
ビートルズが10年足らずで解散したのに対し、ストーンズは今現在も50年以上に渡って活動を続けています。
その時期毎に音楽性も変わり、彼らの曲を一通り聞けば20世紀のロックの歴史を感じることが出来ます。
ただ根底になるテーマは50年間ずっと変わらず”歌って騒げる労働階級による労働階級のための音楽”何じゃないかと思います。

ブルース、ロックのルーツは人種差別の激しい黒人の絶望や怒り憂さ晴らしから生まれましたが、白人に取り上げられた後は、徐々に文学や芸術の方向に向かって行きました。
それを最下層の人達に再び取り戻したのがストーンズと言えます。
黒人の奴隷文化と、イギリスの階級社会が上手くリンクしたおかげで
白人音楽なのに黒人っぽい”絶望しか無いから逆に陽気な音楽”が誕生しました。
ビートルズを”理屈で語れる音楽”とするなら、
ストーンズは”欲望のままに踊れる音楽”ですね。

当のストーンズは中流階級出身で、逆にビートルズは労働階級出身って言うのが皮肉な話ですが、やはり人は自分には無いものに憧れるものなのでしょうか。
ストーンズの影響を受けた次の世代が、各々に更に独自の進化を遂げて、革新的な音楽を築き上げていくのですが、それはひとまず置いといて、
次回は、イエス・キリストの生涯 を紹介したいと思います。
乞うご期待!

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あっあと!俺の名前は勝間です!
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